Zoom Apps Asana との連携方法
2021/08/04
2021年7月Zoomのバージョンアップデートで、遂にZoom Appsが実装されました。
Zoom AppsとはZoomとサードパティ製品を連携できる機能で、Zoomミーティング中に
Zoom画面上から他のアプリを立ち上げて、ミーティング参加者とアプリを共有/連携できる
機能です。
これによってZoomをワークプレイスとして幅広いタスクを参加者と協働できるようになります。
その中でも、弊社からも提供しているAsanaもZoom Appsで連携できるようになりました。
今回は実際にZoom AppsでAsanaを使ってみたので、ご紹介できればと思います!
Zoom Appsを利用する方法
まずはZoomのクライアントバージョンを最新にします。
右上のプロフィール写真にカーソルを合わせるとメニューバーが表示されます。
「アップデートを確認」から最新バージョンを選択します。
※2021/8/2時点の最新バージョンは5.7.4です。
Zoom AppsからAsanaを呼び出す
1.Zoom Appsのアプリマーケット(https://marketplace.zoom.us/apps?category=zoom-apps)
から、連携可能なアプリを追加できます。
2.メニューバーの赤枠の「アプリ」を選択いただくと右側に追加したアプリが一覧できます。
今回は青枠のAsanaを選択してみます。
※Asanaとは、チームの見える化を実現するワークマネジメントツールです。Zoomの商談/会議中に生まれたTODOを、担当者や期日を設定してタスク化できるので、非常にZoom Appsとの親和性は高いです!
3.右側にAsana App for Zoomが立ち上がりました。Asanaアカウントと連携していると、青枠の検索バーから既存タスクを呼び出すことができます。
(既存タスクのサブタスクを追加することができます)
今回は、赤枠の「Create Task」から新規タスクを作成してみます。
4.タスク作成は赤枠画面から可能です。
通常のAsanaを立ち上げたときと同様に、
タスク名/期日/プロジェクト/説明欄/サブタスクを追記できます。
タスク作成をすると、同時にAsana上でもタスクが生成されています。
残念ながら2021年7月30日時点では、Zoom Apps上ではプロジェクト作成まではできないので
今後のアップデートに期待です。
また、青枠について選択すると以下のようになります。
(青枠はAsana以外のZoom Appsでも同じく表示されます)
共有⇒参加者にアプリ画面を共有することができる。
送信⇒参加者にもアプリを立ち上げることを促すことができる。
展開⇒アプリの画面を拡大して表示することができます。
Zoom AppsのAsanaを使いながらミーティングをしてみた
Zoom AppsでAsanaのタスクを即座に作成できるのはやはりメリットです。ミーティング中に議事録とは別にタスク割り振り担当のような方がいれば、後から議事録の振り返り等は不要になるのでよいかと思います。
参加者同時でAsanaを立ち上げれば、説明欄やサブタスクも同時追記できるので、
コミュニケーションも円滑にできます。
Action Item欄に決めるべき事項を事前に入力しておいて、議論をしながらZoom中に担当者を割り振っていくという使い方もできそうです。
以上がZoom Appsを触ってみた結果でした。
利用場面としては、商談や打ち合わせの際に、抜け漏れを防げる点、
ネクストアクションの認識合わせができると感じました。
参加者がサブタスクを作成できるので、それぞれの意見も活発に出すことができます。
一方で相手がAsanaアプリを追加していなければ、タスクに共同で書き込みできないのは、
使い方が制限されている印象もありました。
複数名でサブタスク作成をする際、動きにやや遅さを感じましたので今後の改善に期待です。
ZoomとAsanaの連携によるWeb会議の効率化にご興味がある方は、こちらのオンデマンド動画もぜひ参考にしてみてくださいね!
Asanaについて詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
Asanaの全機能を無償で提供いたします
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