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Zoom Meetingsとamptalkによるセールスイネーブルメントの実現方法

2024/07/04

「売れる」営業組織を作り上げるべく、セールスイネーブルメントの取り組みを検討される企業も増えています。セールスイネーブルメントを実践していくためには、いわゆる「セールスイネーブルメントツール」の活用が近道となります。

この記事では、セールスイネーブルメントツールの導入を検討されている方に向けて、Zoom Meetingsとamptalkによるセールスイネーブルメントの実現方法とその効果についてご紹介します。
営業活動の効率化や成果向上に悩まれている方におすすめの情報となっております。ぜひご覧ください。

セールスイネーブルメントとは

近年、営業組織を強化するための取り組みとして「セールスイネーブルメント」というキーワードが注目されるようになりました。セールスイネーブルメントとは「売れる」営業組織を作るため、生産性の向上のためのトレーニング、コンテンツ管理、ナレッジシェアなどの取り組みを進めるものです。

セールスイネーブルメントの必要性

市場やニーズが目まぐるしく変化する中、ビジネスは加速的にスピードアップしています。商品やサービスの入れ替えサイクルの高速化やオンラインも活用した様々な営業手法への対応など、営業現場ではスピードアップしたビジネスに対応するための苦労が絶えません。

このような背景もあり、欧米を中心として営業組織を強化するためのセールスイネーブルメントの概念が普及しつつあります。スピード感をもって最新の顧客ニーズや営業手法に対応していくためにも、ナレッジのシェアやトレーニングの充実化などのセールスイネーブルメントの取り組みが必要とされます。

セールスイネーブルメントツールについて

セールスイネーブルメントの取り組みをサポートするために欠かせないのが「セールスイネーブルメントツール」と呼ばれるITツールです。セールスイネーブルメントツールは、営業活動で使用した資料などナレッジの共有や、商談内容の書き起こし、可視化・分析、トレーニングやコーチング管理など、セールスイネーブルメントの実践に役立つ機能を備えています。

現在、多数のセールスイネーブルメントツールがリリースされていますが、その中でも注目度が高いのが「amptalk」です。amptalk社ではセールスイネーブルメントにより営業組織の改革を目指す方々に向けたコミュニティ「Next Enablers」を展開するなど、セールスイネーブルメントの普及に向けた活動を進めている、いわばセールスイネーブルメント領域の先進企業といえるでしょう。

セールスイネーブルメントツール「amptalk」とは?

以下では、amptalkの概要や機能についてご紹介します。

amptalkの概要

amptalkは、電話やミーティングツールで実施したオンライン商談の内容を収集・蓄積し、可視化することができるツールです。ハイパフォーマーの方の商談内容を他の担当者に展開したり、具体的なトーク内容を指定してコメントによるフィードバックを行ったりと、営業チームの力を高めるための機能が備わっています。

amptalkの主な機能

amptalkが備える主な機能は以下のとおりです。

<担当者向け>

〇商談内容の自動書き起こし

  • IP電話やオンライン商談ツールとamptalkを連携することで、商談内容を自動で書き起こし、蓄積する
  • 検索機能や2倍速再生機能など、商談内容の確認もスピーディに実施可能


  • 〇SFA連携

  • 書き起こされた商談内容は、自動でSalesforceをはじめとしたSFAツールへ連携することも可能


  • <管理者向け>

    〇レポートによるメンバー比較

  • 個人ごとにどのような商談を行っているか、会話内容をレポート化
  • うまく顧客の課題をヒアリングできているか、AIも利用して自動解析
  • <担当者・管理者向け>


  • 〇会話のトピック分析

  • 誰が何についてどの程度話しているのか、時系列で定量的に可視化
  • 視覚的に会話内容を把握できるため、営業メンバーの行動変容を促しやすい


  • 〇コメントによるコミュニケーション

  • 商談の特定箇所に対してコメントを実施
  • 担当者が行う商談内容に対して細かなフィードバックが可能に


  • amptalkと連携して利用できるZoom Meetingsとは

    amptalkはIP電話やオンラインミーティングツールと組み合わせて利用することでその価値を発揮することができます。本記事では、特にオンラインミーティングツールであるZoom Meetingとの連携に焦点を当て、両者の連携についてご紹介します。

    なお、amptalkとIP電話であるZoom Phoneを組み合わせた業務改善については以下の記事で詳しくご紹介しておりますので、併せてご覧ください。
    ※関連記事:Zoom Phoneとamptalkでインサイドセールスの成果を高める方法とは?

    Zoom Meetingsとは

    Zoom Meetingとは、Zoom社が提供するオンラインミーティングツールです。PCのみならずスマートデバイスからの利用も可能であり、あらゆる場所から会議に参加することができます。
    現代のビジネスにとって、Zoom Meetingsはなくてはならないツールといえるでしょう。

    Zoom Meetingsの主な機能

    Zoom Meetingが備える主な機能は以下のとおりです。

    〇画面共有

  • PCやスマートフォンなどの画面を共有し、打合せや商談を実施


  • 〇会議の録画

  • 打合せや商談の録画データはクラウド上に保管。amptalkなど他システムでの活用も


  • 〇チャット

  • 音声でのコミュニケーションだけでなく、チャットでのコミュニケーションも可能


  • 〇マルチデバイス対応

  • PCに加えて、タブレット、スマホなどあらゆるデバイスから場所を問わずにミーティングに参加


  • その他、Zoom Meetingについては以下の記事でもご紹介しております。より詳しくZoom Meetingについて知りたい方は、併せてご覧ください。
    ※関連記事:Zoomとは?Zoomの使い方やダウンロードの方法、使える機能などをくわしくご紹介!

    Zoom Meetingsとamptalkによるセールスイネーブルメントの実現

    Zoom Meetingsとamptalkを組み合わせることで、どのようにセールスイネーブルメントを実現できるのでしょうか。以下では、具体例を取り上げてご紹介します。

    商談内容からの示唆出し

    Zoom Meetings上で実施した商談内容をamptalkに取り込み、amptalkにて蓄積・分析を行うことで、商談内容から改善点の示唆出しを行うことができます。
    顧客がどのようなニーズを持っているか、またそのニーズに対してどの様なトークを行うと、どのような反応が得られたかを分析することで、顧客に対する理解度や対応方法の改善につなげられます。
    録画内容からの文字起こしやテキスト分析などを実施するためには一定のコストや作業負荷がかかりますが、amptalkを利用することで、これらの作業を手軽に行える点もメリットです。

    営業トークの改善ポイントの特定

    生の録音データや録画データを見なくても、amptalk上でどのような商談の進め方をしており、どのテーマにどの程度の時間をかけているかを把握できます。この情報を基に、時間をかけずに営業トークの改善を進めることができます。

    初回商談の対応内容をamptalkで振り返り、話すスピードや情報量が適切であるか、顧客はトーク内容にどのような反応を示したかなどを把握します。amptalkでは会話のトピック分析を行うことができますので、時間のかかる録画確認を行わずともスピーディに振り返りを行うことができます。

    効率的なフィードバック

    amptalkには他のメンバーがフィードバックコメントを付けられる機能が備わっています。この機能を利用すれば、自身で商談内容を振り返るだけでなく、他のメンバーからのフィードバックで気づいた改善点を踏まえ、次の商談でのコミュニケーションをより良いものとすることができます。amptalkでは商談中のトーク内容を指定してコメントを付けることができるため、どのトークに改善余地があるのかを効率的に伝えられます。

    新規メンバーへのノウハウ共有

    新たにチームメンバーが増えたときにも、amptalk上にこれまでの商談内容が蓄積されているため、ノウハウの共有による新規メンバーの早期キャッチアップも可能です。

    トップセールスのトーク内容を新規メンバーに共有することで、チームとして成果の最大化につなげていきます。「顧客が○○の話をされたときには、××という返しを行う」といったパターンを共有することで、各メンバーの対応力も強化できます。

    Zoom Meetingsとamptalkの価格

    以下では、Zoom Meetingsとamptalkの大まかな価格をご紹介します。
    ※それぞれ、2024年6月時点での情報です。最新の価格についてはお問い合わせください。

    Zoom Meetings

    企業においてZoom Meetingsを利用する際には「Zoom One」パッケージプランがおすすめです。Zoom Oneでは「Zoom One Pro」「Zoom One Business」「Zoom One Enterprise」など利用したい機能に合わせて様々なプランが用意されていますので、自社のニーズに合わせて選択しましょう。

    プランにより価格は異なりますが、概ね1ユーザーあたり30,000円程度の費用感となります※。
    ※詳細は個別お見積りにてご案内させていただきます。

    ※参考:Zoom Oneのプラン・価格について
    https://collab.nissho-ele.co.jp/plan/

    amptalk

    amptalkには基本機能を備えた「Basicプラン」と全機能が利用できる「Proプラン」が用意されています。Zoom Meetingsと同じく、自社のニーズに合わせてプランを選択しましょう。両者の違いとして、Proプランでは権限管理やIPアドレス制限などの管理機能が充実している点が挙げられます。

    プランにより価格は異なりますが、概ね1ユーザーあたり4,000円程度の費用感となります※。
    ※詳細は個別お見積りにてご案内させていただきます。

    Zoom Meetingsとamptalkによるセールスイネーブルメントの実現事例

    以下では、Zoom Meetingsとamptalkによるセールスイネーブルメントの実現事例として、B2B事業向け顧客戦略プラットフォーム「FORCAS」などの提供で知られる株式会社ユーザベース様の事例をご紹介します。

    同社では「オンライン商談の録画確認の手間がかかる」「営業メンバーが自立してからのイネーブルメントがやり切れていない」などの課題感から、amptalkを導入しました。amptalkにより録画の自動書き起こしでの作業工数は半分以下に。また、全ての商談を定量的にデータ化できるようになり、営業メンバーへのフィードバックもやりやすくなりました。

    マネージャーが一次情報をタイムリーに確認できるようになったことから、フィードバックの量や質も改善したとのことです。

    本事例は以下のURLにて詳しくご紹介しておりますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
    ※参考:書き起こしと解析で商談の確認工数が50%以下に 株式会社ユーザベース様のサクセスストーリー
    https://amptalk.co.jp/usecase/20220314-uzabase

    まとめ

    この記事では、セールスイネーブルメントの実現方法をテーマに、Zoom Meetingsとamptalkの概要や活用方法、具体的な事例などについてご紹介しました。セールスイネーブルメントについてご興味のある方は、amptalkの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

    amptalkについてより詳しい情報を知りたい方は、以下の資料も併せてご覧ください。
    amptalk 概要資料を見る

    また、当社ではZoom Meetingsの無償トライアルサービスを提供しております。これからWebミーティングツールを導入されたい企業において、手軽にZoom Meetingsを利用できるサービスとなっておりますので、ご興味のある方はぜひご相談ください。

    ※Zoom Meetingsトライアルサービスを見る
    https://collab.nissho-ele.co.jp/trial/

    Zoom コンテンツマーケティング担当の写真

    この記事を書いた人

    Zoom コンテンツマーケティング担当

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