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【情シス担当者様へ】オンプレPBXの運用・保守から解放されませんか?Zoom Phone導入のメリットを徹底解説

2025/08/19

オンプレPBX管理、ここが限界!情シスの“あるある”課題

オフィスの電話環境を支えてきた「オンプレミスPBX(構内交換機)」。長年使い続けている企業も多い一方で、その運用・管理の負担が、情シス担当者の大きな悩みのタネになっていませんか?

特に以下のような課題に心当たりがある方も多いのではないでしょうか。

  • 休日や夜間の障害対応で呼び出される
  • 社外のベンダーに設定変更を依頼するたびに費用と時間がかかる
  • ユーザー追加や席替えのたびに配線や設定の調整が必要
  • 電話機やPBX本体の故障時に予備機や代替案がない
  • そもそもPBXの仕組みを正確に理解している担当者が社内に少ない

オンプレPBXは、確かに安定した通話品質やセキュリティの高さが評価されてきました。しかし時代の変化とともに、「柔軟性のなさ」「物理的な管理の煩雑さ」「ベンダー依存の高さ」といったデメリットが浮き彫りになっています。

さらに、近年ではリモートワークやハイブリッドワークの普及により、「オフィスにいないと電話が取れない」という状況そのものが業務効率を低下させる要因に。テレワーク中の社員に電話が取り次げず、業務が停滞した経験がある方も多いはずです。

情シス部門にとって、電話システムの保守は「やらなければいけないが、付加価値を生みにくい業務」の代表例です。日々のトラブル対応やメンテナンスに追われ、本来注力すべきDX推進やセキュリティ戦略に手が回らないという声もよく聞かれます。

こうした背景から、最近では「PBXをクラウド化したい」「運用負荷を減らしたい」というニーズが急速に高まっています。そしてその解決策として注目されているのが、クラウド型の電話システム「Zoom Phone」です。

次のセクションでは、Zoom PhoneがオンプレPBXに代わる選択肢としてどのようなメリットを持ち、実際に何が変わるのかを詳しく解説していきます。

Zoom Phone導入で変わる、運用・コスト・拡張性

これまで紹介したように、オンプレミスPBXの運用は、情シス担当者にとって多くの負荷と制約を伴います。では、クラウド型電話システム「Zoom Phone」を導入すると、何がどのように変わるのでしょうか? ここでは、運用負荷の軽減、コスト削減、将来性・拡張性の3つの観点から詳しく見ていきます。

運用負荷の大幅削減

Zoom Phoneはクラウドベースで動作するため、物理的なPBX装置や電話機の維持管理が不要です。社内にPBXルームを設けたり、障害時に現場に駆けつけたりする必要がなくなります。設定変更もすべてWebポータルから実施可能。例えば、新入社員が入社した際のユーザー追加や、部署異動による内線変更も、数クリックで完結します。

また、障害時の対応もクラウドならではの強みがあります。Zoomが提供する高可用性のネットワーク基盤により、万一のトラブル時でも迅速な復旧が可能。

電話関連コストの最適化

オンプレミスPBXでは、以下のようなコストが継続的に発生します。

  • PBX本体や電話機の保守契約費
  • 構内工事・配線の敷設費用
  • 障害対応や設定変更の委託費用

Zoom Phoneを導入すれば、これらの費用が不要になり、月額のクラウドサービス料金だけで済むようになります。ライセンス数に応じた柔軟な契約が可能なため、組織の規模変化にもスムーズに対応。特に、複数拠点にまたがる企業では、拠点ごとのPBX設備や保守業者の管理コストを大幅に削減できます。

将来の働き方に適応できる拡張性

Zoom Phoneは単なる電話のクラウド化にとどまらず、働き方そのものを柔軟に変えるインフラにもなり得ます。たとえば:

  • テレワーク中でもPCやスマホから代表電話の発着信が可能
  • 外出先からの通話履歴や録音内容も管理者が一元把握
  • 部門や拠点ごとの番号体系を統合し、連絡の煩雑さを解消

また、Zoom MeetingsやZoom Rooms、チャットなどとの連携もスムーズなため、「音声・映像・テキスト」を統合したコミュニケーション基盤を一元化できます。こうした統合は、情シス部門にとって「煩雑なツール管理」から解放されることを意味します。

このようにZoom Phoneは、単なるPBXの代替ではなく、オフィスのITインフラ全体の進化を後押しする存在です。

項目 オンプレPBX Zoom Phone
運用負荷 機器保守・障害対応・現地作業が必要 クラウド管理で運用負荷を大幅軽減
コスト 保守契約・配線工事・業者対応費が発生 月額ライセンスのみで予算計画が立てやすい
設定対応時間 業者手配・現地作業で数日かかることも 管理画面で数クリック、即時対応可能
拠点管理 拠点ごとの設備・ベンダー対応が必要 拠点横断での一元管理が可能
将来性・拡張性 構内物理制約により変更・拡張が困難 拡張・連携が容易で、ユニファイド化も可能

導入・移行の不安、どう解消する?

「クラウドPBXに移行すれば楽になるのは分かったけど、導入・移行って大変なんじゃないの?」 これは、多くの情報システム部門のご担当者様が抱える正直な不安です。 オンプレPBXは物理機器があり、長年使い慣れた環境をいきなり変えるのは心理的ハードルも高いもの。特に以下のような懸念を抱くケースが多いのではないでしょうか。

  • 今使っているPBXとどうやって切り替えるの?
  • 電話番号は引き継げる?
  • 社内の利用者にどう説明すればいい?
  • 設定や構築は自社でやる必要がある?

移行は「プロに任せる」が最適解

結論から言えば、Zoom Phoneの導入・移行は、専門パートナーの支援を受けることでスムーズかつ安全に進めることが可能です。当社では、Zoom Phoneを単なるツール導入ではなく「業務の変革」と捉え、下記のようなステップで伴走型のサポートを提供しています。

画像内容:「Zoom Phone導入の流れ:現状分析→設計→番号手配→設定代行→社内周知→運用サポート」などを示すフロー図

① 現状分析

まずは現在の電話環境をヒアリングし、課題や改善点を整理。拠点数、回線数、利用者の通話パターン、将来的な拡張計画などを把握した上で、最適な移行方法をご提案します。

② 設計・プランニング

現状に合ったプラン選定や、Zoom Phoneの利用に必要なネットワーク・機器構成を設計。オンプレPBXと並行稼働させる期間や、番号ポータビリティ対応なども調整可能です。

③ 設定代行・移行作業

Zoom Phoneの初期設定やユーザーアカウント作成、各種機能のカスタマイズは、当社が代行。御社側で特別な知識や設定スキルは不要です。

④ 社内周知とトレーニング

利用マニュアルの提供や、社員向けのレクチャー動画、FAQページも整備。情シス部門の負担を最小限にしながら、全社への定着を支援します。

⑤ 導入後のサポート

移行後も、問い合わせ対応や設定変更、利用状況のモニタリングを継続的に実施。困ったときにすぐ相談できる安心感をご提供します。

移行が“チャンス”になる理由

Zoom Phoneへの移行は、単なる「電話の入れ替え」ではありません。 業務プロセスの見直しや、柔軟な働き方の実現に向けた転換点にもなります。 たとえば、部門ごとの通話データを分析して営業部門の対応スピードを改善したり、テレワークでも代表電話の着信が取れる仕組みによって、顧客満足度の向上にもつながります。

画像内容:オンプレPBX vs Zoom Phone 移行のメリット比較表(例:費用、工数、柔軟性、BCP対応)

“自社だけでは難しい”を前提に

情シスのリソースは限られており、「導入支援も社内でやってくれ」と言われて困っている方も少なくありません。 だからこそ、クラウドPBX導入は“社内完結型”で考えるのではなく、“外部と連携して進める”が正解です。Zoom Phoneと、それを熟知したサポート体制を持つパートナーがいれば、導入・移行の不安は確実に解消できます。

Web管理でここまで変わる!IT部門の業務効率と柔軟性を両立

オンプレミスPBXを使っていると、ユーザーの追加や設定変更があるたびに専門業者への連絡が必要で、「たった1件の内線番号変更でも大仕事」というケースは珍しくありません。現場からの依頼→申請→ベンダー調整→作業報告、という手間のかかるフローが日常化している情シス担当者も多いでしょう。

Zoom Phoneに代表されるクラウドPBXは、こうした煩雑な管理業務を根本から変えてくれます。ユーザーの登録・削除、内線番号の設定、通話履歴の確認、セキュリティ設定などが、すべてWebブラウザから簡単に操作可能です。社内のフロアレイアウトが変更されても、その場で即座に番号の付け替えができ、物理的な配線作業も不要です。

さらに、Zoom PhoneはGoogle WorkspaceやMicrosoft 365などのID管理システムとも連携可能。アカウント情報と同期することで、ユーザーのライフサイクル管理も効率化されます。たとえば、人事異動に伴う「アカウント削除→新アカウント登録→番号再割当」といった作業も、一元的に管理ポータル上で完結できます。

また、ダッシュボードからはリアルタイムで稼働状況や通話トラフィック、音声品質の状況なども確認でき、障害発生時の迅速なトラブルシュートにも役立ちます。こうした運用データの可視化は、従来型PBXでは難しかった継続的な業務改善にもつながるポイントです。

現場から「この番号を○○部に変更してほしい」「この人の内線を一時的に無効にして」などと依頼が来ても、管理画面から数クリックで完了。設定作業の内製化によって、ベンダーとの調整や稟議にかかる時間も削減できます。クラウドPBXがもたらす業務効率のインパクトは、想像以上に大きいのです。

情シス部門が本来注力すべき「企画」「戦略」「全社最適なインフラ整備」にリソースを割くためにも、日々のルーチン業務の手間はできる限り減らしたいところ。Zoom Phoneを活用すれば、その理想に確実に近づけます。

オンプレPBXの悩み、あなたはいくつ当てはまる?チェックリストで自己診断

PBXの運用や保守に関わっている情シス担当者の方なら、誰しも「本当にこれ、今の時代に必要?」と感じたことがあるのではないでしょうか。特にオンプレミス型PBXを長く運用している企業では、以下のような悩みが積み重なっていることが少なくありません。

以下のチェックリストを読みながら、いくつ当てはまるか、ぜひ自己診断してみてください。

あなたの「PBXお悩み度」チェックリスト

  • 通話品質に問題があるのに、ベンダーに確認するまで原因がわからない
  • 休日や夜間にPBX障害が起き、緊急対応に追われたことがある
  • ユーザー追加や内線変更のたびに業者とスケジュール調整が必要
  • 機器の保守契約・更新管理だけで1年に数十時間以上かかっている
  • オフィス移転やレイアウト変更時、配線工事が発生して負担が大きい
  • 固定電話の資産台帳の更新・点検が煩雑で手が回っていない
  • ベンダーに依存した設定変更が多く、コストや時間がかかっている
  • フリーアドレス導入を進めたいが、PBXの仕組みが障壁になっている
  • 通話履歴や録音を管理できる仕組みが整備されておらず、不安がある

3つ以上当てはまる方は、PBXのクラウド化を真剣に検討するタイミングかもしれません。これらの課題は、すべてZoom Phoneの導入によって軽減または解消できるものばかりです。

PBXお悩みチェックリストの図解

オンプレPBXの運用でよくある悩みを一覧化したチェックリスト。3つ以上当てはまる方は見直しのチャンスです。

また、社内でPBXのクラウド化を提案する際、「現状どこに負担がかかっているのか」を明示することは非常に重要です。このチェックリストをそのまま社内資料や稟議の説明資料に使っていただくのもおすすめです。

ITインフラの見直しは、現場の不満や非効率に気づくことから始まります。「業務が回っているからそのまま」は、今や最大のリスク。Zoom Phoneは、そんな”見えづらい痛み”に気づき、行動を起こすきっかけを与えてくれるツールです。

PBXの悩みから解放されるために、まずは相談から始めませんか?

ここまで、オンプレミスPBXの運用・保守における課題と、それを解決するクラウドPBX「Zoom Phone」のメリットについてご紹介してきました。日々の業務に追われる中で、情シス担当者の皆様が抱えている悩みや不安は、決して小さなものではありません。

Zoom Phoneは、電話業務のあり方を根本から見直すきっかけになります。障害対応や設定変更の煩雑さから解放され、フリーアドレスや在宅勤務にも柔軟に対応できる環境が手に入ります。もちろん、すべてを一度に変える必要はありません。今の環境を活かしつつ、段階的にクラウド化を進めることも可能です。

当社では、Zoom Phone導入の検討段階から、現状分析、計画立案、設定代行まで一気通貫でサポートいたします。
「今の環境でどこまでできるのか?」といった素朴な疑問から、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

黒岩 彩

  • 顧客満足度 No.1
  • Fortune 500の58%が利用

※Fortune 500:全米上位500社がその総収入に基づき
米フォーチューン誌によりランキング付けされる

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